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  • 序文

2009年05月12日

宇宙空間での工場建設

 一般市民たちが気軽に宇宙空間で居を構えるとなれば、大規模な建築が始まるでしょう。
 それを支えるには地上からの打ち上げによる材料供給はあまり実用的とはいえないと思われます。
 引力によって打ちあげられる重量が制限される打ち上げロケットよりも地球周回軌道や地球と月の引力による平衡点に工場を建造して軌道関輸送機で建築現場と往復させたほうが確実な交通となると思われます。
 工場においてまず必要なものといえばひとえに熱でしょう。
 発電設備から材料を溶かす用途までさまざまな使い道があるわけです。それを実現する場合、地球周辺で最も手っ取り早いのが太陽光線を使用した太陽炉でしょう。
 つまり、太陽から熱を採取し、それをつかって液体を沸騰さえることで蒸気あるいは圧力を得る機構を作るのです。
 ソーラー電池ではエネルギー採取効率がいまだに20パーセントといわれている状況下、直接に熱や蒸気を取り出すほうが何かと都合がいいと思われます。熱は炉に直接まわし、蒸気はそのままタービンを回すことで発電機を駆動させることができます。
 ですが、無重力空間においての利点として、質量の違う材料の分子を均等に混ぜ合わせられることがありますが、そのほうかにも電気的な操作を使うことで繊細に材料を扱えるために分子単位で結晶を構成する操作を行うことができます。つまり、電気というピンセットで分子ひとつをつまんできれいな結晶をつくることができるのです。それを行う電気炉も必要でしょう。結晶は新しい半導体の開発に一役買います。


 すみれ人形、見ましたか

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