2009年06月10日
宇宙探査での宇宙飛行士の待遇について ②徴募
宇宙探査では高い士気が必要ではないかと思われます。孤独な任務を耐えることもひとつの理由ですがまず何よりも社会から切り離されるという事態への覚悟が必要とされるのです。
場合によっては10年単位での時間のずれが生じることもあるかもしれません。光速に近づいたロケットのいわゆる「ウラシマ効果」を例にとるまでもなく、宇宙はひどく広大で時間を食う航路を人間に強いるのです。
ではもし深宇宙探査を行うにすれば、どのようにして人員を集めていくのでしょうか。
過激な思想では罰則、つまり流刑として任務につかせようとしたり、または新大陸の開拓のように新天地を求める人々の志願などに頼るのか、など難点が多い課題でしょう。
義務感を持っていく人間がまず適任ですが、ちょっとした冒険心を心に持った市民では結局は現状維持が当たり前の暮らしに飽きが来る可能性もあります。
一番よいのは宇宙植民地を作っていき、そこから地道に近距離探索を行っていくという図式です。過度な深宇宙探査は必要と思われるミッションに備えて人員を確保しておき、彼ら以外の人間を近距離からの探索に振り分けるのです。
そうしてその情報は集積基地に集積し、ネットを構築して平均化して割り振るというものがよいかと思われます。研究機関はデジタル情報を重きにし、ネットを介したオンライン通話も冥王星と地球間など、不能となる地域が予測できるためにオンライン通話は近距離で、重要な情報はEメールのように文書や図面に残して配布するといつでも閲覧が可能になります。
つまり、ネットを惑星間単位で構築し、それらを扱えるだけの莫大な情報処理機器を使えば近距離探索で地球からの深宇宙探査とほぼ同等な結果を得られるのではないかと思われます。
ただしこれらは惑星市民たる人々が故郷として惑星に住んでいることを前提に考えているために、殖民からある程度の世代交代や教育面での思想も絡んでくる問題になるため、慎重に行動すべきでしょう。
- by hoshik
- at 21:54