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  • 序文

2009年06月11日

宇宙探査での宇宙飛行士の待遇について ③何を探査するのか

 宇宙飛行を長年にわたって行うにはなにかしら大きな理由がなければならないでしょう。
 昔の帆船がとおる航路は植民地とつながっているため国運すら左右する戦略的な要素を持っており、時間がかかってもその航路を維持し、そして活用しなければ国が没落することもありえました。
 ですがその新しい植民地が宇宙となったとはいえ、ただ単に海運を当てはめるわけにも行きません。さらに言えば宇宙探査という冒険が意味するところを探るにはいままでの海運は役に立たないでしょう。多くの冒険者をだして世界の物流や地勢を変えた大航海時代であってもそれはあくまで新航路の発見とそれを使ったこしょうなどの運搬が目標でした。つまりより短時間での航路を探すため長い航路をとって探していたという皮肉なものだったのです。
 大規模長距離科学探査には後援者が必要です。つまり何らかの利益をもたらすという約束で資金を調達し、それを探査に当てていくしかないでしょう。殖民と違うのはあくまでも一時的な時間拘束での探査を目的にしており、何世代にもわたる開拓ではないのです。
 それでは一番早く利益に結びつくものとなれば、殖民地候補の捜索ではないでしょうか。
 それは潜在的に鉱山や水資源などの開発にもつながりますので長期的に見ればそれなりの利益算出も可能ではないでしょうか。
 資源を確認し、そしてその発見者の後援者が人員を送り込む。莫大な労力を必要としますが、じわじわと探査の目を広げていくにはこの方法がいいと考えます。

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