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  • 序文

2009年06月15日

超超音速ジェットエンジンの開発

 宇宙往還機は使い捨てロケットに立場をおわれ気味であれども、それは現在実用化されている半再使用型宇宙往還機の話であり、完全な再利用型宇宙往還機が実用化されたときには利潤もありえることは述べました。
 そこでいま、再利用型宇宙往還機に必要なものと言ったら何になるのでしょうか?
 それは技術進歩によって使用できる技術と設計面での目標数値を突き詰めて考えていく作業になるかと思いますが、あれば格段に便利になると思われているものもあります。
 スクラムジェットエンジンと呼ばれるものは現用のジェットエンジンが出せる推力をはるかに上回る能力を示すもので、マッハ5からマッハ10までの飛行を可能にするといわれています。
 これを宇宙船に搭載し、大気圏内で速度を稼ぐようスクラムジェットエンジンを使用し、宇宙まで出た後は小型ロケットエンジンで少しばかり加速をかけてやるといった使用法も考えられるのです。
 このエンジンはかなり実用性を見込まれて開発が進められており、そして難題にぶつかっています。
 まずこのエンジンは低速では動作しないというものがあります。スクラムジェットでは給気口に吹き込む空気も超音速になることが条件であるため、音速を超えない状態ではほかのエンジンに頼ることになります。
 ですがこの欠点を除くと、簡易な構造で軽量かつ高出力なエンジンが手に入るため、実用化されれば宇宙往還機のエンジンに使用されることも不思議ではないでしょう。


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