2009年06月21日
宇宙での主要事業は何になるか
日本でも産業の区分が県ごとにあり、それぞれの特色が生かされています。農業から工業、そして観光。
世界を見渡すと国も特定の産業に力を入れている例があるのです。
ではもし宇宙という新しい環境を人類が手に入れた場合、その「地域」で生きてくる産業は何になるのでしょうか?
まずまっさきにめどがつくのは観光でしょう。宇宙ロケットなどを使った弾道飛行や宇宙ステーション訪問などはすでに代金を払って行われています。
これはひとえに宇宙が「新天地」であるために成り立ちます。確かに風景は美しいと思えるのかもしれませんが、一度見慣れればその感じ方はぐんと減ると思います。
意外とあまり先行きはない商法であり、つづけるには初期に比べればかなりの方向転換を必要とするでしょう。
次に初期投資が莫大になる工業ですが、これは魅力があります。高純度の半導体や合金が出来る環境が低重力地点なので、宇宙は貴重な材料を生産することが容易な場所なのです。
シリコンバレーのように運搬コストは多少高めについても生産品の精度や品質が高ければ十分に商法となると考えます。ですがその根拠は乏しく、技術革新がどれほどで果たして宇宙工場なるものが完成しうるのかという問題が出てくるのです。
最後に農業など食糧生産ですが、これは現段階では高い代償の割には報酬が低いと思われます。水だけで栽培するのでは高度な肥料が必要になり、かといって昔ながらの土から育てるという点では土の管理と維持で莫大な技術や物資や施設を必要にします。これらをクリアしてもやはり原理的には生産できる数が地球に比べて限られ、自給自足体制以上のこと、地球へ向けての輸出は難しくなるのではないかと思います。
相対的にみれば、工業がもっとも無難ですが費用もそれなりにかかるわけで、農業は宇宙移住者に向けての生産で、観光は宇宙開発初期の貨幣獲得や宇宙産業の振興などで使われるとおもわれます。
シャンデール
- by hoshik
- at 21:23