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  • 序文

2009年06月25日

宇宙に核を配備した場合の危険性

 60年代、世界は宇宙に核兵器を配備しないという条約を成立させました。
 ですがもし、この条約を無視して核を配備した場合、どのようになっていくのでしょうか。

 地球周回軌道は少なくとも秒速7.9キロが必要でしょう。
 つまり、地球を回るのであればそれだけの速度を上げているということです。
 地球を約1.4時間で一周できます。
 これに核弾頭をいくつか装備させえてみて、大陸間弾道弾と比べてみます
 大陸間弾道弾のばあい、射程距離が1万キロで30分とされています。地球の円周は約40077
キロ。
 そう見ると弾道弾のほうが有利だと思われます。ですがここで移動という点から考えて見ます。
 移動手段において、地表で弾道弾が移動する手段はせいぜい時速50キロ台の潜水艦です。それらから30分で地表に到達するのですが、衛星の場合、一気に1万キロを20分ほどで行き着くことが出来ます。そこから核弾頭を投射しますが、投下時は投下ベクトルと投下速度に注意しておく必要があります。
 逆か正で噴射をかけて投下させ、とてもつぶれた楕円軌道か放物線軌道を取れば地表まで届くでしょう。
 その時の落下速度も調整しだいでは通常の弾道弾に負けない速さで投下可能と思われます。
 その速さは通常の空対空ミサイルを近寄らせないほどに設定させることも可能です。

 つまり、移動の手段を一切使わないで核兵器を瞬時に高速での投下が可能だということになります。
 これは大変危機的な状況です。核兵器を迎撃するには投下前かあるいは大気圏突入時までの間だろうとされています。
 その場合、宇宙から投下されればもはや防ぐ手段がなくなるということにもつながりかねません。
 

 ボッテガベネタ