Search


Category Archives

  • 序文

2009年07月04日

宇宙における偵察衛星の氾濫

 最近、さまざまな観測衛星の性能向上のニュースが入ります。検索エンジンの衛星写真が国の防衛機密に肉薄できると騒がれた件もあるほどに。
 ですがもし宇宙開発が進み、衛星を打ち上げるコストが大幅に削減することを可能にしたとして、地球になにか大きな影響があるでしょうか。
 
 たとえば、一小企業に一衛星の時代が到来し、大企業はその大きさに比例して衛星の数を持ったとすると、そこに現代技術でつくられた民間の高性能望遠鏡を搭載したとすれば、3機以上で汎地球規模の地表偵察が可能になるでしょう。つまり光学的に遮蔽されなければ私的な時間を暴きかねないということにつながるのではないでしょうか?
 赤外線探知カメラであれば赤外線をコンピュータ処理で解析されるかもしれません。こうなれば熱を防護させなければどこに人がいるかがわかってしまうのです。
 衛星偵察にも欠点はあり、理論上では天候で偵察精度が左右されるということです。ですがそれはぎゃくにいえば天候に縛られた行動をとらなければ偵察衛星から逃れられないのです。
 大規模な天候悪化が行動する範囲におよべばそれに越したこともありませんが、もしレーダー偵察が性能向上すればそれも無意味です。

 いまあるインターネットとは逆に、完全な監視防御策がなくなります。

 偵察衛星は地球探査には大いに貢献できますが、偵察の分野で野放しな成長は危険かもしれません。

 優香 茶のしずく