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  • 序文

2009年07月12日

宇宙で水族館が出来るか

 宇宙には意外と水が存在します。特に木星の衛星であるエウロパには氷の下で液体の水や地熱が存在しているという論もあり、辺境の衛星でも戦略資源になりうる水があるのです。
 さて、もしそこに酸素を精製させられれば、もしかしたら地球の生命を海に放すことが可能かも知れません。
 水棲動物の殖民衛星です。
 それができれば、人間によらず、種の存続などの点で利するところが大きいのではないかとおもいます。絶滅種を運び込んで繁殖させる施設を作るのです。
 広い大洋に放した生命がゆっくりと頭数を増やしていき、再び遺伝子に多様性を持っていくのを待ちます。
 そしてある程度数が増えればそこでつくった受精卵を地球に持ち込み、再び繁殖させます。
 できればある程度の頭数もそろえて地球に帰還させてみたいところです。

 しかし、やはりそういう構想ももしかしたら大きな危険があるかもしれません。
 大きな原因が未知のウィルスや細菌です。
 水や地熱があるということはそこになんらかの生命活動ができるということになるのです。原始的生命で酸素を使わない、地熱で代謝をおこなえる生き物が殖民した生物に襲い掛からないとも限りません。未知の病原菌は地球生命の免疫に対応できない行動を起こすことも考えられるため、入念な下準備が必要になるでしょう。
 酸素確保もどうなるかわかりません。氷や水を電気分解して得られるようなシステムをどこまで大規模に作れるかが鍵でしょう。

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