2009年09月08日
宇宙軍事衛星への燃料補給は何を意味するか
軍事衛星とは主に偵察を行う衛星となりますが、そのすべての衛星のなかでも実験的に打ち上げられた衛星として燃料補給衛星が存在しているといわれています。
軍事衛星は偵察という性格上、できるだけ高解像度の画像を得ようとします。そのため、通常は衛星速度で大気圏外を回ってはいますが、画像収集など偵察情報が必要になった場合には高度を下げて偵察を行います。
その高度を下げる段階で、衛星は燃料を使いロケットエンジンを噴射します。
さらに衛星として再び戻るためや偵察地帯への移動にもロケットエンジンを必要とするので民間の衛星より燃料を必要にするわけです。
偵察衛星の寿命はひとえに燃料で決まるといわれています。高度が下がりきり、そのままでいると大気との摩擦でさらに速度が落ちて軌道を維持できなくなります。
そこで燃料を補給することで再びロケットエンジンを使うことで軌道を維持させることができるため、使用寿命はぐんと上がるのです。
いままで燃料補給をスペースシャトルに依存していましたが、今度の人工衛星により燃料は宇宙に上げておいて必要になったらその衛星同士がランデブーを行って燃料を補給することになるでしょう。
これで1回ごとにスペースシャトルを打ち上げて燃料を補充するという高コストな方法を避ける事が可能になるでしょう。
- by hoshik
- at 02:03